iPhoneの故障や紛失時に格安で修理や交換ができる「故障紛失保証 with AppleCare Services」。
使い方によっては有用なサービスの一方、楽天モバイルでiPhoneを購入すると勝手にカートに「故障紛失保証 with AppleCare Services」が入ってしまうため、間違えて契約してしまった人も多いのではないでしょうか。
しかし、解約してしまうと再度契約することはできません。
ということで、この記事では楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」の解約方法と解約前に知っておきたいサービス内容や注意点を徹底解説していきます。
楽天モバイルのスマホを購入予定の方は以下の記事をご覧くださいませ。
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」とは?
「故障紛失保証 with AppleCare Services」は、楽天モバイルでiPhoneを購入したときのみに加入できる故障や紛失時に格安で修理や交換ができるサービス。
落下などで損傷させてしまう頻度が高い人や紛失してしまう頻度が高い人と相性抜群です。
また、本来の容量の80パーセント未満になると無償でバッテリー交換できるため、ヘビーユーザーにも向いています。
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料金
月々の料金 | 1年間の料金 | 2年間の料金 | |
---|---|---|---|
iPhone 12 Pro Max iPhone 12 Pro | 1,309円 | 15,708円 | 31,416円 |
iPhone 12 iPhone 12 mini | 979円 | 11,748円 | 23,496円 |
iPhone SE(第2世代) | 715円 | 8,580円 | 17,160円 |
「故障紛失保証 with AppleCare Services」の料金は上記表の通り、iPhoneのモデルにより異なり、
- iPhone 12 Proシリーズ:1,309円
- iPhone 12/mini:979円
- iPhone SE(第2世代):715円
とAndroidの「スマホ交換保証プラス」と比べるとかなり高額。
特にiPhone 12 Proシリーズでは2年間契約していると3万円を超える料金を支払うことになるため、サポート料金としてはコスパがかなり低いです。
保証内容
「故障紛失保証 with AppleCare Services」の保証内容は、
- バッテリーの劣化
- 落下などの破損
- 紛失/盗難
などiPhoneが壊れたり紛失した場合のあらゆる状態でサポートしてくれます。
とはいえ、無料で利用できるのはバッテリー交換のみ。
修理や紛失時にかかる料金は以下の通りです。
- 画面修理:3,700円
- その他の修理:12,900円
- 故障時の交換:12,900円
- 盗難/紛失時の交換:12,900円
月々の費用にプラスして修理や交換は料金が発生するためできる限り使わない方が良いでしょう。
また、全損や改造している場合は修理で合っても別途料金が発生します。
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」の加入方法
「故障紛失保証 with AppleCare Services」に加入できるのは、楽天モバイルからiPhoneを購入するタイミングのみ。
加入する場合の手順は以下の通り。
- 「楽天モバイル申し込みページ」にアクセス
- 「先に製品を選ぶ」を選択
- ご希望の製品を選択
- カラー
- メモリ
- お支払い回数
- 「カートに追加する」を選択
- 自動で「故障紛失保証 with AppleCare Services」が追加
基本的に製品を選ぶと「故障紛失保証 with AppleCare Services」が勝手に追加されているため、加入する場合はそのまま購入してOK!
「故障紛失保証 with AppleCare Services」が必要ない場合は、カートから手動で削除しましょう!
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楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」の利用方法
料金 | |
---|---|
バッテリー交換 | 0円 |
画面修理 | 3,700円 |
その他の修理 | 12,900円 |
故障による交換 | 12,900円 |
盗難/紛失による交換 | 12,900円 |
「故障紛失保証 with AppleCare Services」は、
- Apple Shop
- Apple サポート
- Apple正規プロバイダ
の3つの窓口から利用することができます。
また、iPhoneを修理する場合と交換や紛失に送って貰う場合などそれぞれ窓口や手順が違うため解説していきます。
修理する場合
「故障紛失保証 with AppleCare Services」を利用してiPhoneを修理する方法は、
- 持ち込み修理
- 配送修理
に分けられます。
持ち込み修理
持ち込み修理をする場合は以下の手順になります。
- 「Apple サポート」から申請する
- 修理前の準備をする
- データのバックアップ
- カバーなどを外す
- 指定したApple StoreまたはApple 正規サービスプロバイダに持ち込む
- 修理後のiPhoneを受け取る
配送修理
配送修理をする場合は以下の手順になります。
- 「Apple サポート」から申請する
- 修理前の準備をする
- データのバックアップ
- カバーなどを外す
- SIMを外す
- 引取業者にiPhoneを渡す
- 修理後のiPhoneを受け取る
交換する場合
故障したけど修理の時間をなくしたい、紛失/盗難でiPhoneを亡くした場合は、
- エクスプレス交換サービス(故障)
- 盗難・紛失プラン
の2つのサービスが利用可能です。
エクスプレス交換サービス(故障)
修理の待ち時間なしにすぐにiPhoneを使いたい人向けのエクスプレス交換サービス利用手順は以下の通り。
- Appleサポート「0120-277-535」に電話で申請する
- 交換の準備をする
- データのバックアップ
- セキュリティーを解除する
- 「iPhoneを探す」をOFF
- カバーなどを外す
- SIMを外す
- 宅配業者に故障したiPhoneを渡し交換品を受け取る
最短翌日に受け取れるため急ぎの場合は配送修理より確実に速く、多くの場合持ち込み修理より速くiPhoneが可能です。
とはいえ、画面が割れただけの場合は3,700円で修理できるところ、12,900円かかるため割高になります。
盗難・紛失プラン
iPhoneが盗難にあったり紛失してしまった時に新しいiPhoneが送られてくる盗難・紛失プランは以下の手順で利用することができます。
- iCloud.comの「iPhoneを探す」で紛失モードをオンにする
- 補償請求が完全に承認されるまでデバイスをアカウントから削除しない
- 「iPhone の盗難・紛失の補償請求」から手続きを開始する
- iPhoneを受け取る
iPhoneが紛失や盗難にあっても12,900円でiPhoneを届けてくれるものの、「iPhone を探す」がオンになっていないと利用できません。
「故障紛失保証 with AppleCare Services」を契約しているユーザーは必ず「iPhone を探す」をオンにしておきましょう!
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」を解約する方法
ここまで読んでやっぱり「故障紛失保証 with AppleCare Services」は必要ないという場合は、以下の手順で解約してしまいましょう!
- 「my楽天モバイル」のアプリを開く
- 「ホームタブ」の下部の「故障紛失保証 with AppleCare Servicesを解約する」を選択
- 解約理由を選択
- 「解約理由を送信する」をタップ
- 「故障紛失保証 with AppleCare Services」解約完了のお知らせを確認
「my楽天モバイル」のアプリを開いたらホームタブで紐付いている電話番号の下から「故障紛失保証 with AppleCare Servicesを解約する」を選択するだけなので、すぐに解約できます。
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」の注意点
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」の注意点の注意点は以下の3点。
- 勝手にカートに追加される
- 回線を解約しても自動継続
- 解約は日割り計算で即保証外
勝手にカートに追加される
楽天モバイルでiPhoneをカートに入れると「故障紛失保証 with AppleCare Services」も勝手に追加されます。
また、楽天モバイルで契約しなくても「故障紛失保証 with AppleCare Services」の加入は可能です。
回線を解約しても自動継続
「故障紛失保証 with AppleCare Services」は、楽天モバイルの回線と紐付いているわけではなく楽天IDと製品に紐付いているため、楽天モバイルを解約しても契約は継続されます。
そのため、必要なくなった場合は自分で「故障紛失保証 with AppleCare Services」の解約手続きが必要です。
楽天モバイル解約後でも楽天IDで「my楽天モバイル」アプリにログインできるので必要ない場合は早めに解約しましょう。
解約は日割り計算で即保証外
「故障紛失保証 with AppleCare Services」の解約月の料金は日割りで請求されます。
そのため、翌日以降保証対象外になり、「故障紛失保証 with AppleCare Services」を利用することはできません。
末日に解約する場合は問題ありませんが、月初や中旬に解約して月末まで保証されているつもりでiPhoneを使って落としたりしてもサービスを利用することができないため気をつけましょう!
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」が必要な人
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」が必要な人は、
- ケースやガラスフィルムを一切使わない
- よくiPhoneを落とす
- 紛失したり盗難にあうことが多い
などに当てはまる人にのみおすすめです。
というのも、iPhone 12 Proシリーズでは2年間で31,416円もかかるサービスで利用しなければ掛け捨てになるため、コスパが悪くなるケースが多いでしょう。
また、無料で交換できるバッテリー交換も通常5,940~8,140円で修理可能なので、「故障紛失保証 with AppleCare Services」をあえて契約しておく必要性は薄いです。
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」まとめ
楽天モバイルの「故障紛失保証 with AppleCare Services」は、
- モデルにより月々715~1,309円
- 画面修理で12,900円
- 交換で12,900円
- 盗難/紛失で12,900円
とAndroidで提供されいてる「スマホ交換保証プラス」と比べると月々の料金もサービス利用時の費用もかなり高めです。
「iPhone 12 Pro Max」512GBの場合181,440円もするので、相対的に2年間で3万円以上払っても掛け金としては悪くないですが、利用時の費用も高いのが微妙。
また、楽天モバイルでスマホを選ぶ時は以下の記事もご覧くださいませ!
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