2021年7月15日からahamoやpovoにはない、小容量の3GB/990円プランの提供を開始したLINEMO。
LINEギガフリーや1年間5分かけ放題も無料になることから通信品質重視なユーザーは楽天モバイルと悩む人も多いのではないでしょうか。
ということで、この記事では楽天モバイルとLINEMOの料金や海外利用、サポートなどの違いを徹底解説していきます。
また、LINEMOだけでなく他の格安SIMとの比較もしているので、SIM選びで悩んだ時はご覧くださいませ。
- 「Rakuten UN-LIMIT VI」プラン料金 3,278円/月（税込）が3カ月無料！
- 1GB未満の利用なら0円で利用可能！
- 楽天モバイル新規申込みで5,000P還元中！
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楽天モバイルとLINEMOを徹底比較
楽天モバイル段階制の「Rakuten UN-LIMIT VI」1プラン。
LINEMOは、
- 3GB/990円のミニプラン
- 20GB/2,728円のスマホプラン
の2プランを提供しています。
しかし、通話定額までプランに含まれる楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」と3GBと20GB固定で通話定額がオプションのLINEMOでは使い方で大きく料金にも大きな差が生まれます。
また、料金以外でも提供しているサービスも違うため、以下の項目で比較していきます。
- 料金プラン
- 初期費用
- 電波/エリア
- 通信速度
- テザリング
- eSIM対応
- 海外利用
- キャンペーン
- 対応端末
- サポート
料金プラン
| 楽天モバイル | ソフトバンク | |
|---|---|---|
| プラン名 | Rakuten UN-LIMIT VI | LINEMO スマホプラン ミニプラン |
| 5分無料通話 | Rakuten Linkで無料 | 550円追加で無料 |
| かけ放題 | Rakuten Linkで無料 | 1,650円追加で無料 |
| ～1GB | 0無料(0円) | – |
| ～3GB | 1,078円 | 990円 |
| ～20GB | 2,178円 | 2,728円 |
| ～無制限 | 3,278円 | – |
| データ超過後 | 最大1Mbps (国内パートナーエリア5GB/月超過後) | 最大1Mbps (ミニプラン300Kbps) |
| データチャージ | 1GB/550円 1GB/500円(海外) | 1GB/550円 |
| 5G | ◯ | ◯ |
| 海外利用 | 指定66カ国 2GBまで 着信/無料 | 海外パケットし放題 25MB以上2,980円/日 |
| その他 | 国内パートナーエリア 高速データ通信5GB/月 | LINEギガフリー |
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」とLINEMOの料金を比較すると通話をしない3GB未満の人以外は、楽天モバイルの方がお得です。
LINEMOの3GBで通話をしない場合は、月額88円楽天モバイルより安く電波やエリアが優れていることから、コスパは価格差以上！
逆に更に小容量の1GBや20GBでは楽天モバイルの方が表の通り圧倒的に安く通話を利用するならその差は更に広がります。
ただし、楽天モバイルはauのパートナー回線エリアでは、高速データ通信が5GB/月まで。
データチャージは1GB/550円するため、パートナー回線エリアで20GBまで高速データ通信を利用すると8,250円かかるので割高になります。
また、楽天モバイルのエリアなどのデメリットは、「楽天モバイルのメリットとデメリット」で詳しく書いていますのでご覧くださいませ。
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通話/SMS
| 楽天モバイル | LINEMO | |
|---|---|---|
| 基本通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
| 5分かけ放題 | Rakuten Linkで無料 | 550円追加で無料 |
| かけ放題 | Rakuten Linkで無料 | 1,650円追加で無料 |
| SMS送信 | Rakuten Linkで無料 3円／70文字（全角） | 3円／70文字（全角） |
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」では、「Rakuten Link」を使うことで1GB未満の0円運用でも追加料金無しで完全かけ放題！
LINEMOも通常22円/30秒かかり、
- 550円/月（5分以内の国内通話かけ放題）
- 1,650円/月（国内通話かけ放題）
のオプションに入ることでかけ放題が利用可能です。
全く通話は利用しない場合は問題ないですが、少しでも通話をする場合はLINEMOは割高です。
「Rakuten Link」の使い方については以下の記事をご覧くださいませ。
2年間の総額
| 楽天モバイル | LINEMO | |
|---|---|---|
| 1GB未満 | 0円 | 23,760円 |
| 3GB未満 | 25,872円 | 23,760円 |
| 20GB未満 | 52,272円 | 65,472円 |
| 無制限 | 78,672円 | – |
| 10分かけ放題+3GB未満 | 25,872円 | 36,960円 |
| かけ放題+3GB未満 | 25,872円 | 63,360円 |
| かけ放題+20GB未満 | 52,272円 | 105,072円 |
データ容量に応じで2年間の総額を出してみました。
楽天モバイルを選ぶと、
- 20GB未満で13,200円
- かけ放題プラス20GB未満で52,800円
の条件で差額分安くなり、かけ放題を利用するだけで50,000円以上楽天モバイルがお得です。
逆にLINEMOで安くなるパターンは、3GBのミニプランのみで2年間で2,112円安くなります。
金額的には対したことないですが、MVNO並に料金水準で通信速度や安定度が高いので条件に当てはまる人はLINEMOがおすすめ！
初期費用
楽天モバイルとLINEMOは、以下の初期費用や事務手数料が完全に無料です。
- 新規契約事務手数料
- 解約手数料
- MNP転出手数料
楽天モバイルのエリアに不安な場合は初期費用やMNP転出無料に加え、3ヶ月無料で利用できるので取り敢えず契約して電波やエリアに不満があればLINEMOなどのオンライン専用プランに移動するのがおすすめ！
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電波/エリア
| 4G | 楽天モバイル | LINEMO |
|---|---|---|
| Band 1/2.1GHz | – | ◯ |
| Band 3/1.7GHz | ◯ | ◯ |
| Band 8/900MHｚ | ◯ | |
| Band 11/1.5GHz | – | ◯ |
| Band 18/800MHz | パートナーエリア | – |
| Band 28/800MHz | – | ◯ |
| Band 41/2.5GHz | ◯ | |
| Band 42/3.5GHz | – | ◯ |
| 5G(Sub6) | 楽天モバイル | LINEMO |
|---|---|---|
| n77/3.6～3.7GHz | ◯ | ◯ |
| 5G(ミリ波) | 楽天モバイル | LINEMO |
|---|---|---|
| n257/27～29.5GHz | ◯ | ◯ |
LINEMOもソフトバンク回線のため対応バンドの豊富さも基地局数(23万局)も圧倒的に優位！
楽天モバイルは2021年夏で人口カバー率96％で2万7397局(見込み)で、プラチナバンドも持っていないため、パートナー回線エリアの使えない都市部の地下やビル1階などの電波の入りはかなり不利です。
詳しくは利用する地域によって異なるため、公式サイトの
を利用し契約前に必ずサービスエリアを確認しておきましょう！
通信速度
「みんそく」の平均ダウンロード速度をみると、
- 楽天モバイル：26.8Mbps
- LINEMO：41.46Mbps
とLINEMOの方が明らかに速い！
とはいえ、楽天モバイルも平均で26Mbpsを超えているため、WEBブラウジングやYouTubeやNetflixのストリーミング十分なスピードが出ています。
テザリング
楽天モバイル、LINEMO共にテザリングは制限なしに利用可能！
また、LINEMOの場合最大でも20GB/月のプランしかなく、楽天モバイルもパートナー回線の場合、頻繁にテザリングをすると超過する可能性が高まるので注意が必要です。
楽天モバイルの無制限高速データ通信を生かしたテザリングを使い固定回線代わりにする方法は以下の記事をご覧くださいませ。
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eSIM
楽天モバイルもLINEMOも「eSIM」に完全対応！
とはいえ、nanoSIMではなく「eSIM」を選択するメリットは新規やMNP契約時に当日開通したい時のみ。
「eSIM」対応モデルも「iPhone」や「Google Pixel」などの一部のスマホで機種変更時に手続きの手間が掛かってしまいます。
また、DSDVの片方が「iPhone」や「Google Pixel」では「eSIM」のため、サブSIMで利用するといった用途では使わざる得ないでしょう。
海外利用
楽天モバイルもLINEMOも海外で利用することは可能です。
しかし、サービス内容は大きく異なるので必ず確認しましょう！
特にデータ通信量は画像1枚相当の25MB以上使うと1日辺り2,980円かかる高額設定。
5Gで国際ローミングも可能なメリットもありますが、世界的に5Gのエリアは狭いので現時点では殆ど意味がありません。
| 通話 | 楽天モバイル | LINEMO |
|---|---|---|
| 日本→日本 | Rakuten Linkで無料 | 22円/30秒(オプションで無料) |
| 海外→日本 | Rakuten Linkで無料 | 地域別従量課金 |
| 日本→海外 | 国・地域別従量課金 Rakuten Link同士のみ無料 | 地域別従量課金 |
| 海外→海外 | 国・地域別従量課金 Rakuten Link同士のみ無料 | 地域別従量課金 |
| 海外での着信 | Rakuten Linkで無料 | 地域別従量課金 |
楽天モバイルは、海外指定66の国と地域や「Rakuten Link」の利用という条件はつくものの、海外からの国内への発信や着信が追加料金が一切発生せずに利用できます。
海外で追加料金無しでかけ放題のサービスが利用できるサービスは国内では楽天モバイルだけなので海外でも国内あてに電話をする頻度が高い人はかなりおすすめ！！
また、ホテルなどでWi-Fiに接続していれば海外指定66の国と地域以外でも着信も無料で承けられます。
| SMS | 楽天モバイル | LINEMO |
|---|---|---|
| 日本→日本 | Rakuten Linkで無料 | 3円／70文字（全角） |
| 海外→日本 | Rakuten Linkで無料 | 100円（不課税）/70文字（全角） |
| 日本→海外 | Rakuten Linkは海外指定66の国と地域：0円 その他の地域：100円（不課税）/70文字（全角） | 100円（不課税）/70文字（全角） |
| 海外→海外 | Rakuten Linkは海外指定66の国と地域：0円 その他の地域：100円（不課税）/70文字（全角） | 100円（不課税）/70文字（全角） |
| 海外での受信 | Rakuten Linkで無料 | 100円（不課税）/70文字（全角） |
楽天モバイルは「Rakuten Link」を使えばSMSも無料！
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キャンペーン
楽天モバイルとワイモバイルの主なキャンペーンは以下の通り。
LINEMOの場合、
- 新規契約で10,000円相当還元
- 月額480円のLINEスタンププレミアムが無料
に加えてLINEがカウントフリーになるため、LINEヘビーユーザーの場合長期的にお得になる可能性があります。
楽天モバイルのキャンペーンの詳細は以下の記事をご覧くださいませ。
対応端末
| 楽天モバイル | LINEMO | |
|---|---|---|
| iPhone | iPhone6s以降 (iOS14.5以上) | iPhone6s以降 |
| Android | 多数 | 多数 |
iPhoneの場合2021年4月27日に楽天モバイル正式対応したので大差ありません。
また、Androidに関してはLINEMOの場合、ソフトバンクやワイモバイルで購入した多くのスマホが対応していことに加え、Band 8/900MHzに対応していることから海外スマホでもかなり有利です。
お手持ちのスマホが対応状況の調べ方は、
- 楽天モバイル→「ご利用製品の対応状況確認」
- LINEMO→「対応端末一覧」
から確認が可能です。
また、楽天モバイルではスマホを購入できますが、LINEMOではスマホの販売はしていません。
楽天モバイルで販売されているスマホについては以下の記事をご覧くださいませ。
サポート
| サポートの種類 | 楽天モバイル | LINEMO |
|---|---|---|
| 新規申し込み | WEB/アプリ/店舗 | WEB |
| 機種変更 | WEB/アプリ/店舗 | WEB |
| オペレーター | 電話/チャット | チャット |
楽天モバイルもLINEMOもメインのサポートはチャットです。
逆に楽天モバイルはレスポンスは悪いものの、個人情報に関わる契約内容の確認もチャットで可能なうえ、電話や店舗では新規契約や機種変更が可能なのでサポートは楽天モバイルが有利でしょう！
楽天モバイルとLINEMOどっちがおすすめ？
楽天モバイルとUQモバイルでは以下のような違いがあるため、自分に当てはまる方を選択しましょう！
電波/エリア重視でなければ「楽天モバイル」
楽天モバイルは電波/エリアのプライオリティーが低めで、
- 1GB未満で0円運用したい
- 無制限の高速データ通信を使う
- 通話を使う
- 月によって使うデータ量が違う
- サブSIM
などからどれか一つでも当てはまるユーザーにおすすめです！
また、20GB未満のデータ容量を使い通話を全くしない場合も、差が縮まるのでエリア差を考えるとLINEMOと検討する余地はありますが、ほとんどの場合楽天モバイル選んだ方が有利でしょう。
また、一人暮らしで節約したい場合3,278円で高速データ通信が無制限なので固定回線代わりに使うのも有り！
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LINEヘビーユーザーで3GB未満向きの「LINEMO」
LINEMOは電波/エリア重視で、
- LINEヘビーユーザー
- LINEスタンププレミアムユーザー
- 3GB未満のデータ通信
に当てはまる人におすすめ！
逆にLINEヘビーユーザーや3GB以上のデータ通信では、LINEMOを使うメリットは殆どありません。
電波/エリア重視した場合、ahamoやpovoの方が使い勝手が良く、電波/エリア重視しなければ楽天モバイルの方が圧倒的にコスパに優れます。
＼LINEスタンププレミアム無料／
楽天モバイルとLINEMOのまとめ
| 楽天モバイル | LINEMO | |
|---|---|---|
| 料金プラン | 0～3,278円 | 990円/2,728円 |
| 5分かけ放題 | Rakuten Linkで無料 | 550円追加で無料 |
| かけ放題 | Rakuten Linkで無料 | 1,650円追加で無料 |
| 申し込み方法 | WEB/店舗 | WEB |
| eSIM | 対応 | 対応 |
| サポート | 電話/チャット | チャットボット |
| 手数料 | 新規/解約/MNP転出/SIM発行が無料 | 新規/解約/MNP転出が無料 |
楽天モバイルとLINEMOの比較をまとめると
- 電波/エリアでLINEMO
- 海外スマホの対応でLINEMO
- 通話ましで3GB未満のデータ通信LINEMO
- 料金/データ容量で楽天モバイル
- 海外利用で楽天モバイル
- 通話かけ放題で楽天モバイル
と通話や海外など多くの面で楽天モバイルがコスパ的にお得です。
LINEMOは大手キャリアのオンライン専用プラのahamoやpovoと比べると見劣りしますが、、小容量の3GB/990円のプランの提供はLINEMOだけなので、3GBで通話をしない人はLINEMO、それ以外は楽天モバイルを契約しましょう！
楽天モバイルへMNPで乗り換える手順は以下の記事をご覧くださいませ！
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