【2021年最新】楽天モバイルとワイモバイルの料金や海外利用を徹底比較!!

2021年8月よりデータくりこしやデータ増量オプションの強化で小容量から大容量までお得になったワイモバイル。

特に毎月1,188円割り引かれる家族割の2回線以降やSoftbank光で指定オプション加入者が適用されるおうち割 光セット（A）の適用者は、楽天モバイルより安くなることもあるため悩む人も多いのではないでしょうか。

ということで、この記事では楽天モバイルとワイモバイルの料金や海外利用、サポートなどの違いを徹底比較していきます。

また、ワイモバイルだけでなく他の格安SIMとの比較もしているので、SIM選びで悩んだ時はご覧くださいませ。

楽天モバイルとワイモバイルを徹底比較

容量に応じてステップ式で料金の変わる楽天モバイルに対してワイモバイルは、3GB/15GB/25GBの3プランが提供されています。

また、楽天モバイルは条件無しで最初から安くシンプルですが、ワイモバイルは家族割の2回線目以降やおうち割 光セット（A）を適用しないとあまり安くありません。

そのため、どのような条件だとどちらがお得なのか以下のサービス内容の違いと併せて比較していきます。

料金プラン

	楽天モバイル	ワイモバイル	ワイモバイル
プラン名	Rakuten UN-LIMIT VI	シンプルS/M/L	家族割り2回線目 お家割 くりこしプランS/M/L
5分無料通話	Rakuten Linkで無料	770円追加で無料	770円追加で無料
かけ放題	Rakuten Linkで無料	1,870円追加で無料	1,870円追加で無料
～1GB	無料(0円)1回線目	2,178円	990円
～3GB	1,078円	2,178円	990円
～15GB	2,178円	3,278円	2,090円
～20GB	2,178円	4,158円	2,970円
～25GB	3,278円	4,158円	2,970円
～無制限	3,278円	–	–
データ超過後	最大1Mbps (国内パートナーエリア5GB/月超過後)	シンプルS最大300Kbps シンプルM以降最大1Mbps	シンプルS最大300Kbps シンプルM以降最大1Mbps
データチャージ	1GB/550円	500MB/550円	500MB/550円
5G	◯	◯	◯
海外利用	指定66カ国 2GBまで 着信/無料	海外パケットし放題 25MB以上2,980円/日	海外パケットし放題 25MB以上2,980円/日
その他	国内パートナーエリア 高速データ通信5GB/月	くりこし可能 データ増量オプション500円 (1～3GB/月増量) 8月以降(2～5GB/月増量)	くりこし可能 データ増量オプション500円 (1～3GB/月増量) 8月以降(2～5GB/月増量)

割引なしの状態で比べると全ての条件下で楽天モバイルのがお得です。

しかし、家族割の2回線目以降やおうち割 光セット（A）を適用すると、

• シンプルS：-1,188円=990円
• シンプルM：-1,188円=2,090円
• シンプルL：-1,188円=2,970円

となり1GB未満や20GBを除き3GB～25GB未満のデータ通信量では月額88円ほどワイモバイルの方が安くなります。

ただし、家族割の1回線目は割り引かれず、光回線も指定のオプションに入る必要があるため、ハードルはかなり高めです。

そのため、条件なく安い楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」方がお得で扱いやすく、エリア面で問題がある場合は割引なしでもワイモバイルより安い「UQモバイル」を選んだ方が良いでしょう！

また、楽天モバイルのエリアなどのデメリットは、「楽天モバイルのメリットとデメリット」で詳しく書いていますのでご覧くださいませ。

通話/SMS

	楽天モバイル	ワイモバイル
基本通話料	22円/30秒	22円/30秒
5分かけ放題	Rakuten Linkで無料	770円追加で無料
かけ放題	Rakuten Linkで無料	1,870円追加で無料
SMS送信	Rakuten Linkで無料 3円／70文字（全角）	3円／70文字（全角）

安い料金プランにも関わらず追加料金なしで完全かけ放題を利用できる楽天モバイル。

「Rakuten Link」を使わないと22円/30秒の通話料が発生します。

ワイモバイルは通常22円/30秒かかり、

• 5分かけ放題：770円
• かけ放題：1,870円

のオプションに加入することでかけ放題を使うことができます。

このようにかけ放題を利用するだけで1,870円/月の追加されるため、通話をよく使う場合ワイモバイルは割高です。

「Rakuten Link」の詳細な使い方については以下の記事をご覧くださいませ！

• 「Rakuten Link」の使い方や認証できない時の対処方法を徹底解説!!

2年間の総額

	楽天モバイル	ワイモバイル	ワイモバイル 2回線目
1GB未満	0円	39,072円	23,760円
3GB未満	25,872円	52,272円	23,760円
15GB未満	52,272円	78,672円	50,160円
20GB未満	52,272円	99,792円	71,280円
25GB未満	78,672円	99,792円	71,280円
無制限	78,672円	–
かけ放題+20GB未満	52,272円	144,672円	116,160円
かけ放題+25GB未満	78,672円	144,672円	116,160円

データ容量に応じで2年間の総額を出してみました。

楽天モバイルを選ぶと、

• 1GB未満：39,072円
• 3GB未満：26,400円
• 15GB未満：26,400円
• 20GB未満：47,520円
• 25GB未満：21,120円

とかなり楽天モバイルが安くなります。

家族割の2回線目以降やおうち割 光セット（A）適用できれば1GBと20GB未満を除きワイモバイルが2,112円ほどお得！

割引のハードルが高く割引適用前ではかなり差がつきます。
そのため、割引が使えなくて楽天モバイルのエリアに問題がある場合「UQモバイル」のがおすすめです。

初期費用

楽天モバイルもワイモバイルも以下の初期費用や事務手数料が完全に無料です。

ワイモバイルの場合店舗での契約は3,300円の事務手数料が発生します。

家族全員で乗り換えなどの時は手数料だけで結構かかるため、オンラインを活用しましょう！

電波/エリア

4G	楽天モバイル	ワイモバイル
Band 1/2.1GHz	–	◯
Band 3/1.7GHz	◯	◯
Band 8/900MHｚ		◯
Band 11/1.5GHz	–	◯
Band 18/800MHz	パートナーエリア	–
Band 28/800MHz	–	◯
Band 41/2.5GHz		◯
Band 42/3.5GHz	–	◯

5G(Sub6)5G	楽天モバイル	ワイモバイル
n77/3.6～4.2GHz	◯	◯

5G(ミリ波)	楽天モバイル	ワイモバイル
n257/27～29.5GHz	◯	◯

電波の入りやすさやエリアの広さはワイモバイルの圧勝です。

ワイモバイルを運営するソフトバンクの基地局は全国で23万局、対して楽天モバイルは2021年夏に人口カバー率96％（2万7397局）見込みのため大きな差があります。

また、楽天モバイルはプラチナバンドを保有していないため、地下やビルの1階などの電波の入りでも分が悪く、パートナー回線エリアが切られた都市部で電波/エリア重視の人にはおすすできません。

パートナー回線エリアの地域で高速データ通信が5GB/月で十分な人はエリアを気にせずOK！

詳しくは利用する地域によって異なるため、公式サイトの

• 楽天モバイルのエリア
• ワイモバイル(ソフトバンク)のエリア

を利用し契約前に必ずサービスエリアを確認しておきましょう！

通信速度

「みんそく」の平均ダウンロード速度をみると、

• 楽天モバイル：26.8Mbps
• ワイモバイル：52.76Mbps

とワイモバイルが優勢！

とはいえ、WEBやストリーミングでは十分なスピードが出ていてMVNOのようにお昼時に急激に通信速度が下がるということはほぼないので、どちらも快適に利用できます。

また、ワイモバイルでは無制限プランがないため、大容量ファイルダウンロードなどの差が感じやすい用途では比較する必要はありません。

テザリング

楽天モバイルもワイモバイルもテザリングは無料で制限なし！

しかし、ワイモバイルは無制限プランがなく最大でも25GBまで。
データ増量オプションを利用しても30GB(2020年8月)なので、テザリングの利用頻度が高いと超過してしまう可能性が高いです。

楽天モバイルは3,278円/月で無制限の高速データ通信が利用できるため固定回線の代替ができるほどテザリングには向いています。

楽天モバイルのテザリングを使い固定回線代わりにする方法は以下の記事をご覧くださいませ。

• 楽天モバイルのテザリングで固定回線代わりにする方法を徹底解説!!

eSIM

楽天モバイルもワイモバイルも「eSIM」に完全対応！

ただし、「eSIM」を機種変更のたびに切り替えの手続きが必要で、nanoSIMのように入れ替えてすぐ使えるわけではないのでおすすめできません。

また、「eSIM」対応モデルは「iPhone」や「Google Pixel」など極一部のスマホのみ。

オンラインで新規やMNPで契約して「すぐ使いたい」といった即日切り替えが必要な時やDSDVの片方が「eSIM」の「iPhone」や「Google Pixel」のサブSIMといった用途では有り！

海外利用

楽天モバイルもワイモバイルの海外で利用することは可能です。
ただしサービス内容には大きな差があります。

楽天モバイルは海外指定66の国と地域と制限はあるものの、通話もデータ通信も追加料金なし！！

ワイモバイルは通話/SMSは高額な従量課金、重要なデータ通信はの25MB以上2,980円/日とかなりの高額！

25MBは画像1枚ほどなのでWEBページを1回開いたら2,980円/日は確定です。

	楽天モバイル	ワイモバイル
日本→日本	Rakuten Linkで無料	22円/30秒(オプションで無料)
海外→日本	Rakuten Linkで無料	地域別従量課金
日本→海外	国・地域別従量課金 Rakuten Link同士のみ無料	地域別従量課金
海外→海外	国・地域別従量課金 Rakuten Link同士のみ無料	地域別従量課金
海外での着信	Rakuten Linkで無料	地域別従量課金

楽天モバイルは「Rakuten Link」同士は完全に無料。

海外指定66の国と地域であれば国内への通話や着信も無料で利用できます。

楽天モバイルでiPhoneを使う場合、2021年6月24日以降海外での着信/SMSが有料です。

	楽天モバイル	ワイモバイル
日本→日本	Rakuten Linkで無料	3円／70文字（全角）
海外→日本	Rakuten Linkで無料	100円（不課税）/70文字（全角）
日本→海外	Rakuten Linkは海外指定66の国と地域：0円 その他の地域：100円（不課税）/70文字（全角）	100円（不課税）/70文字（全角）
海外→海外	Rakuten Linkは海外指定66の国と地域：0円 その他の地域：100円（不課税）/70文字（全角）	100円（不課税）/70文字（全角）
海外での受信	Rakuten Linkで無料	100円（不課税）/70文字（全角）

今の時代利用頻度は少ないものの、SMSも海外指定66の国と地域で「Rakuten Link」経由なら送信も受信も無料！

iPhoneは「Rakuten Link」でSMSが2021年6月24日以降利用できません。

キャンペーン

楽天モバイルとワイモバイルの主なキャンペーンは以下の通り。

新規やMNPはもちろんスマホ購入でも還元額が楽天モバイルの圧勝！

キャンペーン以外の部分を観てみると、

• 楽天モバイルがSPU+1
• ワイモバイルがヤフープレミアム(月額508円)が無料

とそれぞれの経済圏のサービスがお得に使えるため普段どちらの経済圏のサービス利用が多いか確認しておきましょう！

楽天モバイルのキャンペーンの詳細は以下の記事をご覧くださいませ。

• 楽天モバイルの最新キャンペーン情報まとめ!!

対応端末

対応モデルはiPhoneもAndroidもワイモバイルの圧勝です。

特に海外で販売しているAndroidスマホは国内のプラチナバンドのBand 8/900MHzにしか対応してないケースが多いため、国内キャリアでは屈指の使いやすさ！

楽天モバイルも2021年4月27日に楽天モバイルがiPhoneに正式対応したためiPhoneでは差は殆ど差はありません。
Androidは差があるため「動作確認」モデルか確認しましょう！

お手持ちのスマホが対応しているか調べ方は、

• 楽天モバイル→「ご利用製品の対応状況確認」
• ワイモバイル→「対応端末一覧」

から確認が可能です。

また、ワイモバイルは契約方法により、

• n101［SIM単体orNFC対応Android購入時のSIM］
• n111［NFC非対応Android購入のSIM］
• n141［iPhone購入時のSIM］

の3つのSIMが発行されますが、n141のSIMでAndroidで使う場合公式では保証されていません。

n141をAndroidで使う場合は手動でAPN設定が必要。

販売モデルに関してはiPhoneもAndroidも楽天モバイルの方がラインナップが豊富です。

楽天モバイルで販売されているスマホについては以下の記事をご覧くださいませ。

• 楽天モバイルの安いおすすめのスマホ

サポート

	楽天モバイル	ワイモバイル
新規申し込み	WEB/アプリ/店舗	WEB/店舗
機種変更	WEB/アプリ/店舗	WEB/店舗
オペレーター	電話/チャット	電話/メール/チャット/店舗

サポートは電話/メール/チャット/店舗が利用できるワイモバイルの圧勝！

チャットの問い合わせからの返答時間もワイモバイルの方が圧倒的に速いため、スマホや契約が苦手で自分で調べることができない向きです。

楽天モバイルはチャットのレスポンスも悪く解決までに数日かかることもあるので、自分で調べて解決できる人でないとストレスが溜まる可能性が高いでしょう。

楽天モバイルとワイモバイルどっちがおすすめ？

楽天モバイルとUQモバイルでは以下のような違いがあるため、自分に当てはまる方を選択しましょう！

電波/エリアが気にならなければ「楽天モバイル」

楽天モバイルは、

• 割引などの囲い込みが嫌い
• 1GB未満で通話は使う
• 月によって使うデータ量が違う
• 高速データ通信や通話かけ放題を使う

といった条件に当てはまるユーザーにおすすめです！

ワイモバイルと比較すると電波/エリアが気にならなず、光などのセット割が嫌いな人であれば小容量でも大容量でもお得に利用できます。

特に無制限の高速データ通信はワイモバイルでは楽しめないため、固定回線代わりに使い倒したい人にベスト！

無制限データ通信の制限も10GB/日と緩く、制限後も3Mbpsなので、ほとんどの不自由なく使うことが可能！

制限も日付が変わればリセットされます！

ソフトバンク光ユーザーで小～中容量なら「ワイモバイル」

ワイモバイルは、

• ソフトバンク光ユーザー
• 通話はあまり利用しない
• 3/15/25GBの中で毎月同程度のデータ使用量

に当てはまるユーザーにおすすめ。

おうち割 光セット（A）が利用できないと楽天モバイルはもちろん、サービス内容が近い「UQモバイル」よりかなり高くなるので、ソフトバンク光で指定オプションを付けている事がワイモバイルを選ぶ必須条件！

家族割は2回線目しか適応できないので注意が必要です。

＼ ヤフープレミアム無料／

楽天モバイルとワイモバイルのまとめ

	楽天モバイル	ワイモバイル
料金プラン	0～3,278円	2,178円/3,278円/4,158円
5分かけ放題	Rakuten Linkで無料	770円追加で無料
かけ放題	Rakuten Linkで無料	1,870円追加で無料
申し込み方法	WEB/店舗	WEB/店舗
eSIM	対応	非対応
サポート	電話/チャット	電話/メール/チャット/店舗
手数料	新規/解約/MNP転出/SIM発行が無料	新規/MNP/3,300円 MNP転出/無料

楽天モバイルとワイモバイルの比較をまとめると

• 通話をいっぱい利用する場合は楽天モバイル
• 無制限データ通信を利用したい場合は楽天モバイル
• 電波/エリア重視のソフトバンク光ユーザーはワイモバイル

と電波/エリア重視でソフトバンク光ユーザー以外は楽天モバイルが選ぶのがベスト！

ソフトバンク光ユーザーでなければ「UQモバイル」の方が確実に安くなるため、ヤフープレミアを使う人以外はワイモバイルを選ぶ理由はあまりありません。

電波/エリアに不安がある場合は、初期費用もかからず3ヶ月無料で利用できる楽天モバイルをサブSIMとして契約してみましょう！

楽天モバイルへMNPで乗り換える手順は以下の記事をご覧くださいませ！

• 楽天モバイルへMNPで転入(乗り換え)の手順を注意点を含めて徹底解説!!